これまでにも、このブログに何度か登場してきた甲州三尺。日本の古来種で、長ーい房のできるブドウで……でも、ワイン用の素材としては見たことはありません。ぶどう狩りのサイトにあるくらいかな?
ただ、交配種の親としては、とっても優秀らしくて、いろんな美味しい葡萄の交配元になっています。ということで、いつもの系統図にまとめちゃいました。
ほとんどが前に紹介した「ぶどうの系図2016年度版」にも掲載されていますが、「甲州三尺」を中心にしたのと、右半分に醸造用(兼用もある)の品種を入れてみました。というか、ビジュノワールがどういう交配だったのかすぐ忘れるので忘備録です。母方×父方もわかる限り入れたのですが、あんまり入ってませんね。新しい品種はデータベースが公開されているのですが。
#日本ワイン#今日のワイン
— もりのパパ (@morinopapa) June 9, 2019
Bijou Noir 2018
甲州市勝沼町 (株)東夢
アルコール分:12.5%/糖度:7.1%(実測)
山梨県果樹試験場で開発された赤ワイン醸造専用品種ビジュノワールで作ったミディアムボディ赤ワイン
まだ5社でしか作っていないとか。メルローに近い香りで、しっかりとした味。
☆☆☆☆☆ pic.twitter.com/QTvM6UrfIl
Vマーク=ヨーロッパ品種のマークも入っています。ここでは◎の北米品種はスチューベンだけですね。スチューベン自体も交配種なのですが、両親とも北米種なので、ここでは北米種として扱っています。
私の中では、瀬戸ジャイアンツ>シャイン なのですが、もしかすると、北米品種が入ってるか、否かで好みがわかれるのかもしれません。ただ、シャインも産地によって、味が違うような気がするのよねえ。