moripapaの好きなぶどう品種、シラー。どうして「好き」というようになったのかは、わかんないけれど、好きなんだって。
フランス原産で、オーストラリアや新世界(アメリカ大陸かな?)での名前は、シラーズ。ただ、栽培醸造地域によって特色が出て、若干、ニュアンスの違うワインになるとのこと。
フランス・ローヌ地方では、スパイシーで重厚で、緻密なタンニン。
オーストラリアやカリフォルニアでは、果実感(ブラックベリー)があり、タンニンは軽やか。
ただ、最近では、オーストラリアでも「シラー」の名をつけたフランスのスタイルを志向したワインも出てきているとのこと。(サントリー:ワインの基礎知識 より)
シラーの香りのスパイシーさを左右するのが、「ぶどうの香りのせいだよ」の中で紹介したRotundon(ロツンドン=ロタンドン)(C15H22O)
胡椒のような香り。
冷涼な気候で栽培したほうが多くなる
すべての人が感じ取れるわけではない(5人に1人との研究報告も!)(日本ワイン.jp:日本ワインでも注目株!シラーの基礎知識&豆知識! より)
皮の部分に含まれている(これは、アメリカの論文)
もともと、比較的温暖な地方で栽培されることが多かったシラーだけれど、最近では地球温暖化の影響で、全世界が少しずつあったかくなっているのもあるのか、フランスのアルザスなど、今まではシラーを植えなかったところにも、試験的に植えるようになってるんだって。
シラーには関係ないんだけど、温暖化の影響では、2019年にはボルドーのAOC規定でも、品種の追加が行われたとのことだから、これまでのブドウ品種地図も書き換わりつつある?
ちなみに、日本ワインでのシラーは、検索すると出てくるのは、シャトー・メルシャンの毬子シラー/鴨居寺シラー。毬子は長野県上野市、鴨居寺は山梨市。サッポロ・グランポレールは安曇野池田(長野県)の他、山梨にもあるみたい。あと、ずらーっと長野や山梨のワイナリーがならぶほか、宮崎の都農ワイン、広島の三次ワイン、神戸や滋賀でも作ってるっぽい。
北海道や東北は、あんまり見当たらないな~、寒いからかなーとは思ったけど(検索が下手なだけかも?)サッポロ・グランポレールの新しい北海道北斗ヴィンヤードでは検討されているそう。で、さらに検索したら、北海道の余市ワイナリーでも作ってました。
東北では、山形県の高畠ワイナリー。同じく山形のHOCCAワイナリー。
結局は、まだまだ品種ベストテン入りするほどではないので、これから増えてくるかもしれないってとこかも?
#日本ワイン#今日のワイン
— もりのパパ (@morinopapa) May 15, 2021
牧内 プライベート リザーブ シラー 2018
宮崎県児湯郡都農町 (株)都農ワイン
アルコール分:11%/糖度:6.8%(実測)
宮崎県都農町産シラー、辛口・ミディアムボディ赤ワイン
透明感のある色合い。チョコレートのような香り。酸苦甘バランスの取れたあっさり。
🖤🖤🖤(おすすめ) pic.twitter.com/1AKcqD5dKX