酒屋さんに行ったmoripapaから連絡が入ってきて、「羽曳野の仲村わいん工房の『がんこおやじの手造りわいん』ってのが買いたいんだけど、品種がカベルネとベーリーAとミツオレッドって書いてあるんだけど、ミツオレッドって何?」
結局、このワインは買ったのだけど、調べてみると、「カベルネ・ソーヴィニヨン75%/マスカットベーリーA20%/ミツオレッド5%」らしい。
で、肝心の『ミツオレッド』とは?
調べてみると、ミツオレッドは、仲村わいん工房の創設者仲村光夫さんが植えた正体不明の種。
・果皮だけでなく果肉も真っ赤
・葉っぱも真っ赤=山葡萄系の交配種の可能性もある
・甲州から持ち帰ったらしいが、今は見当たらない
・専門機関に問い合わせてもよくわからない
・ブレンドワインの中に、少量入れてプチ・ヴェルド的な使われ方をしている
(最近、セパージュも作られているそうです)
・接ぎ木を繰り返して、この品種になった
いろんなサイトを見て、整理すると、だいたい上記の感じ。
この仲村わいん工房さんでしか作られていないレア品種なのは、間違いなさそう。
果肉が真っ赤というのなら、ティントレラとかタントゥリエと呼ばれる系かなぁ。アリカンテ・ブーシェとか、そこから交配されたベーリー・アリカントAとか? ただ、葉っぱも赤くなるけれど、全体ってほどじゃないのよね(写真見ただけだけど)
価格:2,860円 |
上記のワインは、一口飲んだところで、「あっ、カベルネ!」と感じさせる、どちらかというと、ヨーロッパ系のワインを思わせる雰囲気。苦味や濃さもしっかりあって、ミディアムだけど、フルボディ寄り。(ま、ここらへん、素人解釈だけどさ)
フォクシーフレーバーは、ほとんど感じないけれど、後味のほうにほんのり香りがするかな~程度。
ちなみに、大阪の羽曳野市のある河内地域は、以前からのぶどうの産地。昭和の初期には生産量日本一だったことも!
ここ最近、ワイナリーも頑張っていて、大阪ワイナリー協会も設立されています。
ワインフェスも開催されていて、去年はコロナの影響で中止だったけれど、今年は開催されるといいな~。
春には大阪に行く用事が結構あるので、日にちが合うと、行けるのになぁ。
#日本ワイン#今日のワイン
— もりのパパ (@morinopapa) October 20, 2020
がんこおやじの手造りわいん 2017
大阪府羽曳野市 仲村わいん工房
アルコール分:13%/糖度:7.6%(実測)
自家農園葡萄100%で造った赤ワイン
カベルネ・ソーヴィニヨン75%/マスカットベーリーA20%/ミツオレッド5%のミディアムボディ。ほとんどCS。しっかりとしている。
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