北米品種の日本ワインをテキストでまとめてみて(グラフも書いたけど)、それぞれがどんなぶどうなのか、どんな関わりがあるのか、やっぱり図にしたほうが頭に入るよなーっと思って、相関図を作ってみました。
「北米品種の日本ワイン」で扱ったぶどう品種に加えて川上善兵衛交配種が入ってます。なんかゴチャゴチャしちゃったけど、コンコードの影響力とその孫ベーリーの伝播力はわかるかなぁ。あと、マスカット・ハンブルグを中心とする系列。
スチューベン(シャインマスカットの親)の系統は、もっと複雑なのだけれど、とりあえずメモ書きで、どんな品種が元に含まれているかだけを入れました。コンコードやイザベラが多いです。ちなみに「ミルズ」は、サンセミヨンの祖父母世代でもあります。(サンセミヨンのフル系図に挑戦!参照のこと)(マスカットをもう一度 にも、ミルズ/サンセミヨン/スチューベンの関連を示した系図を書いてます)
デラウェアだけが、今のところ、独立状態。
眺めてみると、マスカット・ベーリーAとキャンベルアーリーには共通項が多かったりすることも見えてきますし、同じベーリーの親を持ちながら、片親が違うことで、どんな違いが出てくるのかも、なんとなく見えてきます。
どの遺伝子が発現するのかで、育ち方や味にも変化があるし、もちろん栽培の方法や風土によっても変わりは出るとは思うのですが、遺伝子レベルで通じ合うものを推測することはできるかも?
#日本ワイン#今日のワイン
— もりのパパ (@morinopapa) October 11, 2019
hama wine Steuben 2018
横浜市中区 スタイル・ジャパン・アソシエイツ合同会社
アルコール分:10%/糖度:5.6%(実測)
青森県鶴田町津軽ぶどう村産スチューベンで造った赤ワイン
キャンベルアーリのような甘い香り。甘くはないが、色も味もちょっと薄い感じ。
☆☆☆☆ pic.twitter.com/5on7FTTCNT