別の名前で出ています。セイベル9110・ヴェルデレー

新春用に買って来たサントネージュさんの限定醸造日本ワイン(赤)。
5種のぶどう品種ブレンドということで、内容は

メルロー/マスカット・ベーリーA/カベルネ・ソーヴィニヨン/巨峰/ヴェルデレー

メルロー以下、4品種はよく見かけるけれど、ラストのヴェルデレーって何?

調べてみると、白ワイン用品種で、サントネージュさん以外には山形や塩尻でよく栽培されているみたい。
さらに調べてみると、ヴェルデレー=セイベル9110だということが判明。
フランス生まれ(交配種)のセイベル9110のフランスでのお名前だそうです。

セイベル9110自体は、29年度調査のデータでも、日本で使われている白ワイン品種の第六位だから、そこそこ見かける品種。
もっとも、「セイベルは赤いか、白いか!」でも書いたように、同じセイベルでも育種番号によって別のぶどう品種だから、まぎらわしいのも確か。
ということで、9110は、ヴェルデレーって呼ぶことになったのかも?
とはいえ、ヴェルデレーと呼んでいるのは、国内でも一部で、残りはまだセイベル9110と呼ばれているようです。

セイベルは、北米種入りの交配種なので、甘い香り入りの葡萄のはず。
ただ、今回は単独品種のワインではなかったので、ハッキリはしません。