ぶどうの季節、果物屋さんの店頭にはいろんな種類の葡萄がいっぱい。
人気のシャインマスカットや巨峰の裏に、ひっそりと「ベリーA」の文字が……。
これって、マスカット・ベーリーAだよね。
食べてみると、昔懐かしい、ふつうのぶどう。
そういえば、子どもの頃、ぶどうを食べ過ぎて病院に担ぎ込まれたことがあったんだけど、その時食べたぶどう、これだったような気がする。
今、マスカット・ベーリーAというと、ワイン用品種だけれど、もともとは生食用・ワイン用兼用で育種され、わたしの子どもの頃には生食用で出回ってたような気がするの。2012年の果樹生産動態等調査によると、広島県は全国で第三位の栽培面積で39.7ヘクタールというから、私の子どもの頃(当時、広島にいた)にもベリーAは店頭に並んでいたはず。(データはWikipediaからいただきました)
さて、生食してみたベリーA。ワインのマスカット・ベーリーAのあの芳香はそれほど感じない。もっとも皮と種は外しちゃうしなぁ。でも、ちょっと噛んでみても、やっぱり違う感じ。
生食も悪くはないけれど、いわゆる普通の葡萄で、やっぱワインの方がバリエーションがあっていい感じする。
今や、日本ワインの赤ワイン品種では堂々第一位のマスカット・ベーリーA。川上善兵衛さんが、全国の葡萄園に乞われるまま提供(と、wikipediaには書いてある)したということで、全国に広まったんだろうね。北海道以外の全国で栽培されてるそうです。
赤ワインには単独品種、ブレンドと、いろいろ使われてて、最近は、ブレンドが多いんじゃないかなーと思うけれど、単なる感覚なので、実際にはどこかでデータを探さないと確かなことは言えないよね。ロゼも少なくない気もする。
三次ワインのTOMOEのロゼって、マスカット・ベーリーAだったっけなぁー。